13日の金曜日なんだって?

イエス・キリストがゴルゴザの丘で磔にされたのが13日の金曜日だといわれている。
それでキリスト教徒は忌むべき日であるとしている、、、、(?)。

だとするなら不吉な日というのはちょっとおかしな表現だと思う。

ただ、キリスト教では特に13日の金曜日を主の受難日としているわけではない。
実際は単に金曜日としているようだ。


さらに新約聖書福音書(いくつかある)では14日だったり15日だったりしている。

そのためか13日の金曜日不吉な日とするのはアメリカやフランス、日本等非常に限られた地域で思われているに過ぎない。

むしろ現実的には、というか統計的には13日の金曜日のほうが安全であるというデータもある。

また、今日もっとも多用されている暦(グレゴリオ暦)では400年周期で同じ曜日のパターンが現れる。その中で金曜日に注目すると最も多いのが金曜日なのだ。

端的に言えば金曜日は13日になりやすいだけのことです。


ちなみに今のグレゴリオ暦に変わった時にイギリスでは暴動が起きている。
「1752年9月3日が突然今日は14日になりました」
と発表したため多くの労働者等の人々が国が11日間を無かった事にしたと勘違いしたためだった。