振り込め詐欺

5年間の被害総額の累計は約1300億円というから凄い金額だ。

かなり醜い事だが一人1億もうけたとしても1300人も億万長者がいる事になる。
つまり、10万人に一人くらいだ。

非常に大雑把に言えばあなたの街か隣町に一人は居る計算だ。

もっとも警察もこの事を黙って見過ごしているわけではないだろうから理由も無く突然金持ちになった人間はマークされるだろう。ただマークされないようにお金を使わないという手もあるがそれでは詐欺で儲けた意味が無い。
注:あくまで犯人側の思惑としてですよ。


さらに、銀行もこの事態に対して手をこまねいているわけでもなく不信な振込みに際しては詐欺の疑いがある旨を伝えるようにしているらしい。それでも振り込んでしまうらしいから人間って、、、
そして、仮に振り込んだとしても詐欺で使われていると判断された口座は銀行が凍結しているという。
つまり振り込ませても犯人側は引き出せないという事らしい。


そこで疑問なのが凍結されたお金はどうなるのか?
凍結された口座はWEBで見る事が出来る http://furikomesagi.dic.go.jp/cond_base.php
http://furikomesagi.dic.go.jp/

もしもここに振り込んでしまった口座あれば返金される可能性があるので怪しい振込みをしてしまった方は検索してみると良い。ただ凍結が一歩遅かった場合は既に引き出されたか全額は残っていない可能性もある。

しかし、この救済方法にはちょっと問題もある気がする。
騙される多くの被害者がお年寄りだという事だ。彼らにインターネットで調べろなんて無理な話だ。
さらに、1000円未満は返却の対象にならない。

1000円未満とは言っても膨大な数の口座が凍結されているから返却されないまたは返却できない全金額は数億円~数十億円にも上る。その時その莫大なお金はどうなるのか?

なんと国のものになる。

これでは、なんともやりきれないね。国は一体誰の味方なのですか?