私は騙されているのかも、、、とふと思う。

ふと星新一さんの小説「妖精配給会社」を思い出してしまうことがある。

荒筋はこうだ。
人畜無害で大人しい生物が地球に落ちてくる。
賢い動物でもあった事からやがてはペット化できる事がわかり雰囲気が妖精とでも言えるため
「妖精配給会社」としてペットとして配給され世界中の人々がそのペットを所持し始める。
その時点で「妖精配給会社」の役割は終わるのだが、、、。
最後の仕事としてこの生物が地球に落ちてから現在に至るまでを社史として思い出にふけりながら整理する老社員。やがてその老社員はふとある恐ろしいに気がつくのだが、、、、。


世の中、地球温暖化、CO2、エコ、環境保護、マグロ、鯨、、、などの啓蒙が進んでいる。

かつて鯨は日本の食文化を担っていた。
しかしどういうわけか保護運動が見知らぬ世界から広がりを見せている。
当初は乱獲による絶滅が危惧されるというのが理由だったと思う。
しかし、日本が捕鯨でとっていたのは世界では100万頭とも言われるミンク鯨。
ところがその一方で本当に絶滅が危惧されるセミクジラを捕鯨していたのはアメリカであり、捕獲を減らすどころか増やしていた時期もあった。

環境保護は確かに大切だ。しかし、地球温暖化、CO2、エコといったことがいやおうなく耳に入ってきて頭にこびりついて来る。

もしかして目に見えない何かによってこういった啓蒙教育が着実に進んでいるとしたら、、、。
世界中の科学者、企業、国家をも巻き込んでしまっているのでは、、、。
もし、そうならそれはもはや私には真実は見えないだろう。
私は本当の「環境保護」という視点とは異なった方向を見ているのではないだろうか、、、。