携帯電話は凶器かもしれないと思う時

私はよく携帯の電源を切っていて上司などから注意を受ける(受けていた)。
これにはちょっとした理由があります。


書庫「 備忘録(入院の記録) 」にも書いているのですが外観からは分からない後遺症による障害があります。最近は器用になったので近くにい人や身内も気がつきません。
缶コーヒーとかのプルトップを空けるときは私を注意深く見ていると「あれっ?」と思うような明け方をしてます。
人差し指が旨く動かせないからです。

それと左腕の障害が残っているので重いものを安定して持てません。
これって結構ヒンシュクを買います。
例えば、引越しとかで女性が「持って?」とか言われた時なんかです。
一々言い訳しないので多分ヒンシュク買ってると思います。
それと、人ごみの混雑している所は極力避けています。後遺症のため肩がぶつかってっても激痛が走ります。混雑した電車は恐怖です。
例えば誰かがちょっとぶつかって私が激痛を表情に出せばきっと「大げさな!!」とかきっと不愉快になると思います。


何が言いたいのかと言うと「外見からは分からない障害を持った人が街には溢れている」ということです。彼らも私と同様に一々、「私は障害者です」とか「心臓ペースメーカー付けてるんです」なんて言いません。


問題はこれです。
なので私は電車に乗るとき、不特定多数の人が多く集まる所、等では携帯の電源を切っています。
少なくともマナーモードでかつ「通話はしません」(電話に出ません)。
※携帯の電源を切っていない状態では送受信可能な状態で微弱電波を出しています。
 なのでメールも音声ではないと言うだけで結局電波を放出しています。

なのでこれが原因で電源を切ったは良いが入れ忘れてそのままの状態で、、これが冒頭の原因です。


電車で若い子(だけじゃないけど)が平気で電話やメールをしている場面を見ます。
(私は怖くて出来ませけど)
きっと誰かが死に直面するような状態を作っているなんて想像もしていないんだろうなと思います。
死に直面しなくてもその怖さは私のとは比較にならないでしょう。



胸を押さえてかがみこむ老人。
その傍らで彼氏(彼女)と楽しい話やメール交換をする彼女(彼氏)。
そして、彼氏(彼女)は電車の扉が開くと街へ歩みだしいつもと変わりの無い日常をおくる。

こんな恐ろしい想像をしてみてはどうですか?