Note45 接続形式(3)
まず、主ファイバー束の断面Ψと座標変換の間には次のような関係がある。断面Ψと座標変換関数が同じΨという記号を使ってしまったので混同してしまいそうです。なので座標変換関数にはgを使うと、
これは、次のように確かめられます。
この時、断面ΨαとΨβは同一のファイバー上に存在するからGの要素gが存在して
断面の定義から
これは、次のように確かめられます。
この時、断面ΨαとΨβは同一のファイバー上に存在するからGの要素gが存在して
断面の定義から
接続形式の局所表示(切断による引き戻し)には次の関係がある。
まず、曲線を次のように定義してみる。
この時、断面による引き戻しは
ここで、
の関係があるから、
ここで、各項を見ていくと、1項目は、
は天下り的だけど、
と分かる。2項目は
で、次の対応する基本ベクトル場を考えると、
と置くと、
になっている。これを確かめてみる。1助変数変換群(曲線)を次のように定義してみると、
この曲線の接ベクトル(t=0)では
なので、
従って、
が引き起こすベクトル場は、
以上の事から
という事で次式を得ます。
という事でこれは接続形式の引き戻しにの表示結果と分かった。
まず、曲線を次のように定義してみる。
この時、断面による引き戻しは
ここで、
の関係があるから、
ここで、各項を見ていくと、1項目は、
は天下り的だけど、
と分かる。2項目は
で、次の対応する基本ベクトル場を考えると、
と置くと、
になっている。これを確かめてみる。1助変数変換群(曲線)を次のように定義してみると、
この曲線の接ベクトル(t=0)では
なので、
従って、
が引き起こすベクトル場は、
以上の事から
という事で次式を得ます。
という事でこれは接続形式の引き戻しにの表示結果と分かった。
は略記された様式だと判明した。これでこんな式が出てきても慌てなくて済む。