Note85 今後の事

「現代微分幾何入門」 野水克己 著をテキストにここまで何とか独学をやってきました。

門外漢であることと周囲に聞ける人も居ないので自分で言うのはおかしいけど良くやったなーと思います。
ただ、理解に誤りがあっても気が付くの時間が掛かったりする事もあって苦労はありました。
もっとも誤りのままという所もそのまま残留しているでしょうけど。
そもそも動機は少しでも物理を正しく理解したいという事でした。

ただ所詮はシロートの足掻きなので専門家になろうなどという大それた目標など無く、本来の数学を学ぶ姿勢など無視してましてともかくイメージが理解できれば私的にはOKなのでした。
それと同僚が「僕も勉強したい」という事も動機の一つで、少しは議論してその中で理解を深められるかと思いましたがどうやら気が付けば私の一人旅だったようです。

とは言うもののこうしてblogに私の足掻きをノートという形でオープンしたお陰で親切な閲覧者の方々がアドバイスなどをしていただいたり励ましてくれた事は大きな収穫でした。
私の誤りを突っ込むようなアドバイスでは無くこちらに対して励ましとも思えるアドバイスだったのはとても感謝しています(これからもよろしくお願いしますね)。

ただ、残念なのは全く無関係な悪戯の書き込みが行われる事もあって書き込みはyahooログインユーザーに限定してしまった事です。どうやらこの手の悪戯が色んな所で発生しているようなので残念です。
なので親切な閲覧者が私にアドバイスしてくれたかも知れないと思うとこのような形で限定せざるを得ないのは納得できませんけどね。


さて、大まかに以下の項目がまだ残っています。
ホロノミー群
超曲面の幾何
ヤコビ場
共形ワイルテンソル
SO(n)の幾何
フェルミ・ウォーカー微分
ドゥ・ジッター空間、反ドゥ・ジッター空間
SL(2,R)の幾何

この中でもSL(2,R)の幾何は面白そうですが簡単に触れられているだけなので「へぇー」で終わりそうです。
ドゥ・ジッター空間、反ドゥ・ジッター空間は宇宙論と深い関係があるそうですが今の所、学問としての宇宙論にはさほど興味が沸きません。その他は、、、

ともかくこれらは興味が沸いた時にでもやろうかなと思います。つまり、ほかって置きます(笑)。

それで、イメージとして???という箇所が何箇所か残っています。
今はそれらをスッキリさせたい所です。
その一つが「無限小変換」。なんで?ベクトル場と1助変数変換群=>「無限小変換」ってなんだ!!。

無限小変換は「場の解析力学」高橋康・著にも出てきますがこっちは確かに無限小変換なのだがイメージが一致しない点が歯がゆいのです。