平等は自然、そして永遠の、、、

○○が平等 ならば 永遠に変わらない△△が存在します。

○そして△には何を当てはめますか?

これ、信仰心といった精神の話ではなく物理学の定理です。
最近ネーターの定理を復習してみて改めてプチ・感動しました。えっ?と思いますよね。

ネーターの定理は簡単に言うと
この世界(宇宙)に何かの対称性(平等性)があると永遠に変わらない量が存在する
という定理です。少し専門的な事は書庫「 量子論等・補習ノート 」に書いています。

以前にも同様な事を少し書いたのですが「不思議」な事です。
複雑な数式を計算していく事によってこの定理が顔を出します。まるで「神」が存在して、複雑さの中に真理へ迫るための鍵を隠していて「さあ、探り当ててみよ」と言っているかのようです。

映画「コンタクト」の中でアロウェイ博士が科学者の立場として物理的証明の無い「神」の存在を否定しました。しかし、神父に「父親を愛していたか?」と問われて「愛していた」と答えます。
そして神父が「証拠は?」と聞かれて答えられない博士、そんな1シーンがありました。


「○○が平等ならば永遠に変わらない△△が存在する」というのはもしかすると本来はこの世界(宇宙)の自然なあるべき姿なのかも知れません。

この世界(宇宙)は「神」秘だとよく言います。
人はそれ(神)を信仰心という形で存在させているとしたらこれも神秘でしょう。

一見すると物理学は学問的で信仰心とは無関係に思えます。
しかし何時の日か物理学者は「神」の最後の暗号を解いてその鍵で最後の扉を開ける時が来るかも知れません。その扉の向こうには一体何が見えるのでしょうか。

最後にもう一度、あなたは、
○そして△には何を当てはめますか?