議論と口論とコナン名探偵

あるテーマAについて話し合うとき合意が無いとき議論になります。
この時、議論が完結するプロセスにそれが議論口論かの違いがあると思います。


議論は意見の衝突です。であるならば口論とどう違うのか?
あるテーマAについてXさんは○○だと言います。一方Yさんは△△だと言います。

そこでXさんはYさんの意見を参照します。
そして自分の主張である○○を考える機会を得ます

逆にYさんはXさんの意見を参照します。
そして自分の主張である△△を考える機会を得ます

もし、XさんがYさんの主張である△△のPというポイントに誤りを見つけたとします。
そしてYさんにポイントPを伝えます。
逆にYさんはXさんの主張を聞いてなるほどと同意する場合もありますがそうでな場合もあります。
しかしXさんのポイントPを聞いて「あーそうか」と誤りを見つける機会を得ます

この繰り返しによってテーマAの課題が収束して行きます。
その結果XさんもYさんもそれぞれの誤りや正しかった点が明確になります。

お互いに得をします
重要な点はそれぞれがさらに高いレベルに達するための機会を提供しあう事です。

これが議論だと私は思います。

さて、一見似ている口論は相互に機会を与えないという点が特徴ではないかと思います。
つまり、あるテーマAについてXさんは○○だと言います。一方Yさんは△△だと言います。
XさんはYさんが△△という主張を変えてもらう為に労力を使い、またYさんも同様な発言を行います。
つまり、互いに相手の主張を変更する事を主目的となった場合が口論ではないかと思います。

以上は私が(勝手に)議論と口論の違いを定義してみました。どうでしょうか?


また、答えの出ない議論も無駄です(時間の浪費)。
そんな時はさっさと切り上げて参加者の宿題として時間を空けることです。
ただ、できれば2日以上空けない事です。
※1週間後なんていう事にすると、今度は誰も考えてきません。やはり時間の無駄を作ってしまいます。


私は議論になっていない会議はとても疲れます。得るものも無いからでです。
本当に疲れますね。

そんな時、こうつぶやきます。
君たちコナン名探偵だね

※これはかなりブラックな嫌味な言葉になっています。分かりますか?

名探偵コナンを見た事が無い人のために
番組の冒頭こんな台詞があります。 「体は子供、でも頭脳は大人

名探偵コナン<=>コナン名探偵

もう分かりましたね。


あーーー、分からない?と思ったそんなあなたへ。
私が「名探偵コナン」を逆さにしてコナン名探偵と言ったのは
体は大人、でも頭脳は子供」 という熱い思い(?)がこもっていたのです。(笑)