Note168 次元正則化(dimentional regularization)
次元正則化は, 紫外発散を回避する正則化で例えば4次元の計算(4は次元)
と発散する計算を次元をdというパラメータに置き換えて計算して
とする方法。どうしてこんな変態的な計算をするのか?簡単な具体例(イメージとして)では
と発散する計算を次元をdというパラメータに置き換えて計算して
とする方法。どうしてこんな変態的な計算をするのか?簡単な具体例(イメージとして)では
実際にはこういう発散を回避するためにd次元(dは複素数)にまで解析接続するという事らしい(狂気としか思えないのだが、、)。こういう計算の方が発散する事より異常だと感じてしまう。
主に注意するのはディラック・γでd次元なので
というように公式の姿も異なる。例えば
のような置換を行う必要がある。ただこうやっても形式的にはdの式で書かれているだけでd=4では発散するんだからどうなんだろう?具体的には
といった内線ループからの積分が絡んでくる。もちろん発散するけど4ではくdと置いてやると
これは具体的な結果を出す事が出来る。
というように公式の姿も異なる。例えば
のような置換を行う必要がある。ただこうやっても形式的にはdの式で書かれているだけでd=4では発散するんだからどうなんだろう?具体的には
といった内線ループからの積分が絡んでくる。もちろん発散するけど4ではくdと置いてやると
これは具体的な結果を出す事が出来る。