Note24 水平ベクトルと水平持ち上げ
主ファイバー束P(M,G)の点uにおける接平面(接空間)と点uを通るファイバーを考える。
接平面Puは各点にふらふらと付随している。さて、次のように分解できる時にPの接続と言います。
接平面Puの接ベクトルXがファイバーの接ベクトルとの和に(一意に)分解できて、
と書ける時にファイバーの接ベクトルZを垂直方向と考えてYを水平方向というイメージでQを水平部分空間という。ファイバーの接ベクトルは、射影によって0になっています。
そういう意味でもファイバーの接ベクトルは垂直と言えます。
接平面Puは各点にふらふらと付随している。さて、次のように分解できる時にPの接続と言います。
接平面Puの接ベクトルXがファイバーの接ベクトルとの和に(一意に)分解できて、
と書ける時にファイバーの接ベクトルZを垂直方向と考えてYを水平方向というイメージでQを水平部分空間という。ファイバーの接ベクトルは、射影によって0になっています。
そういう意味でもファイバーの接ベクトルは垂直と言えます。
こうした関係を築ける時、主ファイバー束の接続が定義できるという事になる。
それで、これが何で接続なのか?どうもイメージが湧かない。
それで、これが何で接続なのか?どうもイメージが湧かない。
とりあえず、この事は忘れて先を読み進んでみる事にする。
M上のベクトル場をXに対して水平ベクトル場で射影によって
となるのベクトル場をXの水平持ち上げという。
M上のベクトル場をXに対して水平ベクトル場で射影によって
となるのベクトル場をXの水平持ち上げという。
P上の曲線τ*がM上の曲線τに対して水平というのは次のように定義されます。
P上の曲線τ*が曲線の各点でその接ベクトルが水平ベクトルであるときτの水平持ち上げと言います。これは一意に存在します。
P上の曲線τ*が曲線の各点でその接ベクトルが水平ベクトルであるときτの水平持ち上げと言います。これは一意に存在します。