2010-01-05 Note123 共変外微分と曲率 微分幾何のイメージを #物理学 前回、冒頭で「現代微分幾何入門 野水 克己 (著)」 ではこの共変外微分から曲率形式を定義している。という点について書いた。 今日はその点について。 前回DD(共変外微分を2回の意味ね)は恒等的にゼロにならないという点について書いたが実はDD自体がこの曲率形式そのものと同一視できる。以下特に断らない限りベクトル束で考える。 ベクトル束Eに値を持つp 次微分形式全体の成すベクトル空間Ω(p;E)で表す。 Eの断面(Eの値)で線形独立なσを選んでおく。 このとき、 となっている。これは0次微分形式σの場合、定義から ωは接続形式 http://blogs.yahoo.co.jp/cat_falcon/21715074.html したがって、 という事で です。今日はここまで。