2008-09-17 Note97 面素(面積素)、線素 微分幾何のイメージを #物理学 ベクトル解析で使われる面素、線素を微分形式で書いてみるとかなりスッキリする事が分かった。 まず面素から曲面rを次のようにパラメータ表示しておく。 面素は次のようなベクトルとして定義する。 曲面rで書いた場合は そうすると面素は次のようなベクトルになる。 といった具合にスッキリする。それで曲面に沿った積分(面積分)というのは という事で微分形式の積分として再認識できる。形状が閉じている場合は と書かれる。 同様に線素も定義できて、曲線を次のようにパラメータ表示しておく。 線素は次のようなベクトルとして定義する。 曲線rで書いた場合は そうすると線素は次のようなベクトルになる。 といった具合にスッキリする。それで曲線に沿った積分(線積分)というのは という事で微分形式の積分として再認識できる。閉曲線の場合は と書かれる。 という事で微分形式から眺めると線積分や面積分が一望できる。 いつも思うが数学の記号って言うのは本当に巧い事出来ている。