備忘録・入院翌日

とにかく点滴、点滴で嫌になった。一応トイレには自力で行けるので精神的には落ち着いたのだが。まだ激痛は止む事も無い。しかし周りが賑やかなのは幸いした。

後になって気がついたのだが外科病棟は元気なヤツが多い。骨折やら色々と不自由な人が多いが内臓も精神も正常なので夜遅くまでワイワイやっていた。私といえば色んな意味で凹んでいたし新人なのでそれほど打解けても居ないので楽しくは無かった。

それと面倒だったのはその日のうちに見舞いに来る人たちだった。かえってこっちが気を使うし迷惑をかけてすまないという気持ちをかきたてられてさらに凹んでいた。さらに凹む事があった。それはベットに
「cat_falconさんのスケジュール」
と題されたスケジュール表だった。4ヶ月分が引かれていた

1,2週間かな、と楽観していたのでショックはかなり在った。

さて食事は全身麻酔の手術だったので内臓の負担を考慮してなのかとっても薄い薄いお粥だった。

結局この日も激痛のため翌日まで睡眠をとる事は無かった。